「啓発セミナー」「経営計画作成セミナー(3日コース)」を令和2年9月24日から10月22日にかけて開催し、啓発セミナーに11名、経営計画作成セミナーに7名ご参加いただきました。

当セミナーは、経営計画を作成して売上アップや補助金申請等に役立てる目的で毎年開催しているもので、今回は、中小企業診断士の森若壽英先生に計画作成に必要な知識とその活用方法をご講義いただきました。参加された事業者ごとの商圏分析資料をご準備したり、ワーク時間を多めに取ったりしたことで、計画作成がスムーズに進んだのではないでしょうか。商工会では、セミナー期間終了後も、経営計画の完成から実行まで支援していく予定です。

【経営計画を作成することの意義】
経営計画とは、自社の目指す将来の「目標」と、そこにたどり着くための「具体的な行動」を示したものです。経営上の様々な課題を解決するため、売上などの目標達成するために経営計画は欠かせません。

特に、コロナ禍の今だからこそ、環境変化をしっかりと捉えて中長期的な経営戦略・経営計画を策定することが必要となります。自社の分析をふまえた経営計画を立てることで、会社にお金が残るようにしたり、将来的に経営革新計画や補助金申請(持続化補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金等)に活用したりすることも可能です。また、社内の人たちや外部関係者と目標・目的を共有して、協力して目標に向かうことができるようになるかもしれません。金融機関から融資を受ける際にも有効です。