平成30年11月12日(月)、工業部視察として、佐伯区五日市にある広島アグリフードサービス(株)を40名で実施しました。

 広島アグリフードサービス(株)は、平成29年4月から広島市の学校給食サービスを開始した給食施設で、一日に約12,000食の調理が可能な規模もさることながら、給食センターとしては全国初の「民設民営」(設置・運営とも民間が主体)というビジネスモデルに、視察が絶えない今注目の施設です。当日は、施設の概要、先端システム、作業の様子などを学び、当日の中学校の給食の試食もさせていただきました。
 
注目点の一部を紹介します
・高い安全意識や高度な衛生管理、金属探知機や静脈認証システムなどの最先端技術によってHACCP認定を受けている
・学校給食にプラスして高齢者施設等の調理も行うことで効率的で低コストを実現させ、
 学校給食における自治体の負担額を大幅に抑えることに成功している
・地元食材の使用率約40%と非常に高い水準に達している
・配達の給食であるにも関わらず、学校の給食室で作るよりも出来立て感が味わえる

当日は、複数の自治体からの参加もあり、今後の小中学校の給食事業を考えるうえで良い機会になったのではないでしょうか。